本日、スクール五回目ですが、うちのスクールの基礎の部分理解しているので少し厄介な端っこの深い凹みにチャレンジしてもらいました。
田島講師に凹みを作らせると、たまに生徒さんがこんなの直せるの?
ってのを作ってくれるので、教える方も気合いが入りけっこう楽しめます。
直せない場合は一度中断して、同じような凹みを作り講師が短時間で直す様子を見せて再度チャレンジしてもらいます。
このような凹みでも講師は10分ぐらいでさらっと説明しながら直せないと説得力も無いですから。
15分ぐらいでだいぶん薄く綺麗に修復してます。
グサリと芯が深い袋の中の凹みで、横にある三ミリぐらいの穴からしかツールが入らず簡単にはアクセス出来ません。
かなり苦戦しておりましたが、実際の仕事ではこんな凹みもたくさん出てきますので、しっかりと練習してもらいます。基礎の部分を習得すると、あとは難易度の高い凹みをたくさん経験してもらう形で進めていきます。
小山特別講師も昼から来て頂き、中々にぎやかな感じのスクールになっております。
小山講師のスクールも数人の生徒が重なったりでなかなか忙しい感じみたいですね。
次回は私の方が教えにいくので、少しでも役に立てればと思っております。
コーティングブースでは、デントリペアの作業でたまに必要になる部分磨きの講習も行っております。(ダメージ傷の除去の場合なども)
作業時のポンチングで細かい傷がついてしまったり、凹みが気になって何度もさわってしまい、修理前からうっすらと傷がついてる場合もあります。そういった傷も修復時に除去して完了にしたいですね。
黒い塗装などは指でさわっただけでもうっすら傷がついたりします。
昔の私の経験ですが、その傷をコンパウンドを付けたウエスで磨たのですが、磨いた部分だけが元の艶に戻らずに曇ってしまい、磨く前より目立ちました。超微粒子やったんですがダメでしたね!
正直やらなければ良かったって感じですね。
その事を謝って業者様に説明すると、磨き屋さんいるからお願いしとくよって言ってくれましたが、自分の中ではショックがでかかったですね。その後は高級車などの綺麗な黒い塗装は扱いが怖かったです。
他にも修理箇所がコーティングしてる車であれば、その都度対応方法も変わりますので、顧客からの質問にちゃんと答えれるようにする為にもノウハウは絶対に必要になります。
コーティング車も勝手に磨いちゃうと怒られますので、確認は必ず取って下さい。
そういった状況にならない為にもしっかりとデントリペア以外の部分もいろいろと勉強してもらってます。
部分磨きの場合は、細かいヘアライン等の傷の確認方法やコンパウンドのマッチング、マシンの使い方やバフの手入れの仕方等の基本を、ボンネットなどを使い教えてます。
なお本格的なコーティング希望の場合は二日ほどかけて、実車での講習で洗車からコーティングまでの流れで教えております。(こちらは希望者のみ実施)
バイクの修理や塗装も扱う生徒さんの要望で、私のバイクの予備タンクを練習に使いました。
バイクの場合は塗装しての鏡面仕上げが重要で、塗装後に肌を磨き落として、鏡面に仕上げるまでの行程を教えました。(このタンクは既に鏡面仕上げなので肌をそろえるのは、他のバイクのタンクで説明。)
今まで細かい傷を除去するのが大変だったみたいなので、これで普段の仕事も安心。
一次研磨でこんな感じ。十分光ってますが、照明の周りがぼやけてるのがわかります?
この後に二次研磨してコーティングまでしました。
で、ここまで綺麗にしたけど、そのまま隅っこの床に放置です!