関西デントリペアスクール• Hail Expert Japan Group・雹害修理

Aピラーの線の入った凹みの練習

デントツールが入らないためデントプーラで引っ張ってあげる方法の講習です。

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この車種は塗装が痛んでいるのかグルーをつけて普通に引っ張るだけですぐに剥がれます。ですので剥がれにくい方法を教えて、駄目な使い方などの違いを教えました。

これをマスターすると塗装をはがす確率が格段と減ります。

さらに引っ張ってあげるので線のダメージを消すのが大変なのですが、これも引っ張ってしっかりと消す方法も教えました。

これが出来るようになると酷い凹みも引っぱりで直せるようになってきます。

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普通に対策をせずに、数回引っ張ったらこんな感じで剥がしております。グルーを残してリムーバーで取るだけでも塗膜がくっついたりで、最悪な塗装です。

もちろん引っ張る度に剥がれてます。運まかせです(笑)

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次は剥がさないように右の凹みを直してもらいました。少し小さい凹みからチャレンジですが多少の線の凹みもつけてます。

Aピラー部分などはアールがついてて鉄板部分の幅が狭く固いので、固い部分の修復方法もしっかり理解していないと、デントツールでアクセス出来たとしても結構大変だと思います。それだけしっかりと引っ張りだすには塗装が剥がれるリスクが増えます。

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生徒が1時間かけて直したやつです。左の最初にやったやつと比べたら全く剥がれてません。

剥がれにくい方法を使えば、剥がしてしまう確率はかなり減らせますが、剥がれるときは剥がれますので、その部分がプーリングの欠点ですね。

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