浅い凹みを短時間で綺麗に直せるようになり、次のステップにいく前に二、三個程度HOTBOXを使って同じサイズの凹みにチャレンジしてもらいます。
小さいサイズでも凹みにより完璧仕上げまでもっていくには時間がかかるので,
突いた方が早いなど色々と意見は出ますが、まあ参考程度で体験してもらってます。
体験後、基礎の突き方が出来てきましたので、次のステップの線状に凹んだダメージの修復方法を説明し何度も見せながらやり方を覚えてもらい、真似するような感じで練習に入ってもらいます。見て実践するのが一番早いですからね。
わからなければ何度も見せて、どういう風にすれば凹みが綺麗に戻っていくのかを理解してもらいます。
オススメでない修復パターンも見せて、なぜあまり良くないのかなど説明。
最後に両方の仕上がりを見てもらい何が悪いのか考えてもらったりなど
そんな感じの講習ですね。
基礎ができてれば、二センチ程度の浅い線の凹みはすぐ綺麗に直せるようになります。
正面から見て直ってるように見えても、基礎から離れた直し方をすると違う角度から
透かして見たときにガタガタの仕上がりになってたり、何度も修正が必要になってきますので慎重に基礎をまもりながら実行していってもらいます。
突いてる点が見えてきて慣れてくると、どうしてもやり方が自己流になりがちで皆さんステップが進むにつれ、急に綺麗に直せなくなったりで悩んでますので。
線の凹みは数個練習して完璧に直せればすぐに深い鋭い凹みに進みます。
その後は色んな形の難しい凹みを練習ですね。実車講習にいくまでに、曲がったりくの字の線傷や、数個重なった凹み、プレスラインとかまだまだたくさん覚える事はありますが、基礎さえ実行できれば以外とすんなり進んでいきます。
担当 今井