関西デントリペアスクール• Hail Expert Japan Group・雹害修理

UVカットフィルム貼り講習

今回は田島講師のフイルム貼りの特別講習です。

受講者には様々な種類の講習を希望があればやっておりますので、その都度聞いてください。

全く関係ない銀の板から加工するシルバーリングやワックスの原型作りなんかも聞かれたら講習しちゃいます。

昔はフィルムと言ったらスモークフィルムが主流でしたが、最近は透明で紫外線(UV)や赤外線と熱エネルギーの総合的な太陽エネルギー(ソーラー)の透過率をカットする優れたフィルムが各メーカーから発売されてます。

 

要するに、

人体の皮膚や車内の退色の原因のなる有害な紫外線を減らしたり、

太陽光の熱を遮って断熱効果のがあったりと、

透明なフィルムで可能になったと言う事です。

 

昔はスモークを濃くすればするほどカット率が良かったんですが、可視光線透過率も遮断(暗いスモークにすればするほど、外が見えにくくなる)しちゃいます!

夜なんか見えにくくて危ないですね。

 

なので道路運送車両の保安基準ってのがありまして、

フロントガラス、運転席ガラス、助手席ガラスは可視光線透過率が70%以上必要となっております。

スモークを貼っちゃいますと、基準を満たさない物が多く施行出来ない物がほとんどでした。(施行して道路走ったら、客も施行業者も違反で処罰されちゃいます。)

それが今では可視光線透過率が85パーセント以上の物が出てきて、施行後に70パーセントを上回る透過率で施行可能な商品がたくさんあります。

いい商品たくさんありますね!

細かくここで説明すると大変なんで、軽く講習の様子でも載せときます。

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型取りしたフィルムをもとに切り出し作業。

いきなりの講習で段ボールをカットティング代わりにしてますがプラダンってやつが出張作業的にはやりやすいです。

最初に窓掃除と内装外し

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霧吹きで吹いた後貼付け

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位置合わせて水抜き作業

 

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内装はばらした方が楽です。

こんな感じで貼り、淵を処理して乾かして完成。

 

 

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今回は私のラパンで講習。ラパンは運転席、助手席の窓は純正のUV加工ガラスです。

測定器をまず太陽に向けて100%に設定

ガラス越しに太陽に向けて測定した結果、UV値 17.0%でした。

まあまあカットされてます。

UVカットガラスじゃなければ50%以上の値になってるはずです。

これにUVカットフィルムを施行したら、下の値に!

 

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UV値が100%から1.8%まで下がりました。ほぼカット状態ですね!

 

気になるフロントガラスは?

 

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施行してなくても最近のほとんどの車はUV値が1パーセント以下

UVガラスだからか、合わせガラスの影響なのかはよくわからないですが、紫外線の影響はフィルムを貼らなくても問題なさそうです。

運転席助手席ガラスの二枚施行だけでも、十分営業可能なアイテムです。

時間的にも二時間ほどで施行出来ると思うので、デントリペアにプラスするにはいいのかも。風きつい場所ではきびしいですが(笑)

ちなみに私は営業項目には入れてません!(理由は向いてないような気がします。)

営業項目に追加するのであれば、自分に合ってると思う物を追加していきましょう。

でないと結構忙しい時には苦痛になりますので!

覚えるといつかは役に立つ、営業項目が増やせる特別講習でした。

 

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