こんにちわ
山形県での雹害修理も終盤へと進んでおり今月末で私達のチームも地元へ撤収予定です。
今回は雹害修理時の作業風景を紹介させてもらいます。
この写真は車のピラー部分の凹み修理を行っている所です。
ピラー部分は道具の入らない箇所が多くて、ほとんどが専用のグルー(ボンド)等で引っ張って出す事しか出来ず、写真は引っ張って飛び出てきた部分をポンチングで落として車のボティの肌を合わせているところです。
最近ではHOTBOXという機械で引っ張りだしたり出来ますが、浅い凹みの対応は出来てもダメージのある雹害クラスになれば直せなかったり時間がかかったりと、グルーよりも引っぱりの具合が弱いので、なかなか出番が無いですね。
まだまだ今まで通りに修理する方が時間的にも全然早いです。
HOTBOXの場合は引っぱり後の完全にさめた状態を待って直ったかの確認(高くなった部分が冷めると戻る為)をしないといけないのでその時間がロスですね。しかもその状態で歪みが見えるとがっかりしますので。
慣れると感覚でわかるようになるんですかね?そこは経験不足です。
ただ再塗装や剥がれる危険がある塗装では役に立ちますが。
今回の山形県での雹害車はサイズが大きくて、そのサイズに対応出来る工具を使った技術がかなり役に立ちました。こちらの場所は、車に直射日光がまともに当たる為、日傘を使用して影を作り施工しています。常に車には積んで置きたいアイテムです!雨のときも役に立ちますので。
場所、環境によっては自分なりに工夫して最適な環境作りをするのも私達の仕事です。
今回施工させて頂いた場所は雹害修理を行うのには最適な場所でした。画像のような凹みが車全体に無数にある為、屋根があり暗い環境での施工は作業が進みますね。
今回はうちのスクールを卒業された糴川氏へ応援依頼をだし、一緒に雹害修理を行いました。
二度目の雹害現場とあって作業要領がとても良かったです。
現場で学ぶ事も沢山あり、技術やスピードもさらに上がり
がっつりと稼いで帰りました。
今後の雹害現場ではかかせない人材へと成長しています。
こちらの画像は、はじめての業者さんからの依頼で、他の業者でデントリペアで雹害修理をして、何度か手直しまでしてもらったみたいなのですが、全体的に結構残っているので綺麗になるかとの事で依頼され施工させて頂きました。(写真はお客さんが指摘してる部分の一つです。)
ブログ担当 田島