雹害現場では必ず必要になるプーリングでの修復。
長年やってますが、塗装の種類やダメージ、コーティング施工なんかで色々と不具合が発生したりします。
よくあるのはクリアー層が剥がれたり、塗装まで剥がれるとか。塗装に悪影響を及ぼす使っては行けない溶剤なんかもあり、何度か引っ張ってると、熱と溶剤で塗装がやられて剥がれてしまうなんかもありますね。
火傷もして未だに痕が消えてません。
グルーガンが熱くなりすぎるタイプなんかも塗装には注意が必要です。
今回紹介の事例は新車なのにこんな事になる?
ってものです。
塗装の種類やら焼き付け不足でもなったりしますが、たまに新車でもなるものがあります。同じ車種でもならないやつもあるので原因は不明。
硬化不良でなる事もあるみたいですが、今回は新車なので何かまた違う原因でしょう。
滅多にならないのですが、これになると大変です。
グルー貼付けた部分の塗装が冷えて固まるときに引っ張られて線になって現れます。
これ完全に元に戻すの結構時間がかかるんです。もちろんペーパーなんかで磨いたらダメですよ!
雹害時これが出れば時間もかかるので、グルーは使えませんね!
あと吸盤のライトを貼付けたときにもこういった線が出たりしますので、基本塗装部分には貼付けない方がいいと思います。
防止策でシリコンの薄いゴム挟んでても線が出てしまった時はかなりショックでした。
みなさん注意して下さいね!